11/22ラジオをお聴きいただきまして、皆様大変ありがとうございました。
今回、懐かし音楽とイチオシ音楽ダブル企画はカバー曲をセレクトしてお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか?
そこで、私Frostが、カバー曲について語りたいと思います。
「カバー曲からブレイクを果たした」
というアーティストは多数いる様子で、私Frostが以前オンエアいたしましたバンドでご紹介しますと、ニュー・オーダーの伝説の名曲
「Blue Monday」をカバーしたインダストリアルメタルバンド、オージーのカバーはクールで良かったですね。
カバー曲で注目されたバンドとしては、初期のマリリン・マンソンもユーリズミックスのカバー「 Sweet Dreams」で注目されており、古くは、ヴァン・ヘイレンが「You Really Got Me」(キンクスのカバー) で注目された事も有名ですね。
他にも大物バンドでは、メタリカがブラック・アルバムにおいてカバーを収録したり、ガンズ・アンド・ローゼズによるダムドのカバー「New Rose」やスキッド・ロウによる、ラモーンズのカバー「Psycho Therapy」なんかも良かったですね。
メガデスはあの「Anarchy in the UK」をカバーしており、デイヴ・ムステインの独特な歌唱が癖になりそうな出来となっております。
このように、HR/メタル系バンドも、パンクには影響を受けたミュージシャンが多い様子です。
グランジバンドでは、ニルヴァーナが、カート・コバーン自ら影響を受けたインディーズバンドのカバーを多数行っており、しっかり歌を聴かせるカバーを行っております。
ミクスチャー/ニューメタル系では、レッド・ホット・チリ・ペッパーズによるスティーヴィー・ワンダーのカバー「Higher Ground」も有名で、レッチリらしい勢いのあるカバーとなっています。
Limp Bizkitは1stアルバムにおいて、ジョージ・マイケルの「Faith」を、かなり激しくアレンジしたカバーで収録して、アルバムヒットの足がかりとしており、
「へビィロックバンドが、ポップなオリジナル曲を、激しくアレンジする」
というパターンは、いろいろなバンドがやっている様子です。
以前この番組でご紹介しましたニューメタルバンドLiferは、カバーコンテストの活躍により、レコード契約を獲得したバンドとして有名で、コンテストで披露した、A-ha の「Take on Me」が大喝采を受けデビューとなり、まさに「カバーがバンドの運命を変えた」と言えますね。
という事で、また番組ではカバー曲特集を行ってみようかと思っております。
それでは、次回11/29ラジオ放送をご期待下さい。
Frostがお気に入りのカバー曲はこちら!
Alien Ant Farm
マイケル・ジャクソンのカバー
「Smooth Criminal」